エッチングガラスとは・・・
■エッチングガラス(彫刻ガラス)とは

硝子表面にサンドブラスト処理
(金剛砂等を圧縮空気で吹き付けて削る)を
行いさらにフッ素加工(薬品処理)を施した
ガラスです。これらの工程をくり返すことで、
より深い立体感のある手作りの作品が
出来上がります。


サンドブラストの起源には諸説ありますが、
ここでは1860年代の北アメリカ砂漠性草原に
あった農家の話を紹介します。

この農家の窓ガラスは風によって
砂を吹き付けられ不透明になる為、
ある時細かい金網を張って防ぐ様にしました。
すると金網の目から砂が吹き付けガラス面を削り、
窓ガラスに金網状の模様が出来ました。
この事がサンドブラスト加工の原点になった、
というものです。

また装置としてのサンドブラストが
登場したのは1870年、アメリカのティルマン氏が
発明したと言われています。
その後100年近くの歳月をかけ
様々な改良を施し、現在のかたちになりました。
以下は当社で行っている主なエッチングです。
◆平彫り
 デザインの線、または面を平面的に
 彫刻する技法
◆二段彫り
 デザインを彫る工程を二回に分ける事で、
 立体感と 深みが施せる
◆立体彫り(多段彫り)
 デザインを工程を幾度も分けて彫り進める事で、
 素晴しい立体感と美しさを表現できる
◆ビーズブラスト
 主に金属(アルミやステンレス等)や木材の
 加工に適している。
 金属はツヤのある美しい梨地状に、
 木材は素材表面を傷付けず木目が浮き出た
 美しい表情に仕上がります
◆カラーエッチング
 エッチングを施した部分に特殊な塗料で
 色付けを行う
◆フォトガラスエッチング
 写真や絵画等をアミ点状に加工し、
 ガラスにエッチングを施す手法
****************************************
     当社が製作するのは本格的なエッチングです。
 サンドブラスト後にフッ素加工を施した
 本エッチングガラス(フロストガラス)です。
 汚れが付きにくくその効果が永久的に変わることはありません。
 建築物・住空間等、長く使っていただく事を考えれば
 本エッチングガラスです。

  ←クリック