BLADE-V/IT-300DX/RX-5000II バラシ対決

BLADE-V/IT-300DX/RX-5000II バラシ対決

更新:2008/11/05

高画質設計と多機能を低価格におさめてロングセラーを記録している画像安定装置の「BLADE-V」ですが、ここへ来て「BLADE-V」を意識したかのような商品が増えてきました。具体的にはかつてのベストセラーの「RX-5000II」ですとか、「IT-300DX」ですが、それぞれ機能的には接戦のようです。というわけで早速当店恒例のバラシをやってみました。(^m^) 今回もまたまたなかなか興味深いレポートになりましたのでどうかご覧ください。

!! 警 告

  1. この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は当店並びに製造メーカーもいっさい関知いたしません。
  2. もし分解/改造を行なった場合、当店ならびにメーカーが設定している製品保証は受けられなくなります。
  3. 内部構造などに関する記述は記事の執筆時のものであり、将来的に変更される可能性が充分にあります。
  4. 当店では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにはお答えしません。
  5. 記事中の写真や文章の無断引用はお断わりします
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まずは2機種そろって写真を一枚。左から「IT-300DX」「BLADE-V」「RX-5000II」それぞれサイズは大差ない感じですね。

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    まず新商品の「IT-300DX」。一見真ん中のボタンが入力切り替えスイッチに見えますが、実は違います(^^A

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    そしてこちらはおなじみ「BLADE-V」。3機種の中では一番コンパクトな印象を受けます。

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    そしてこちらは以前のロングセラー「RX-5000II」。このデザインは個人的には悪くないと思っています。

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    早速バラして並べたのがこの状態です。なんか漁村にこういう光景ありますね。って、「アジの開き」じゃないっつーの(ばき

さて、まず三者の比較で気になるのは、やはり「RX-5000II」とその後継機種として販売されている「IT-300DX」なわけですが、これが見ての通り全く別物なんですよね。まず「IT-300DX」なのですが基盤からして違いますし、そもそも「RX-5000II」で目立っていたリレーを使っていません。その他使われている部品類からしても別物という感じがします。

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    これが「IT-300DX」の内部基盤。メインのチップはアナログデバイス社の10bitSDTVビデオ・デコーダ「ADV7180」と、同じくアナログデバイス社の10ビットビデオ・エンコーダ「ADV7391」という構成です。価格の割には結構リッチかもしれません。

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    そしてその脇にコントローラーとおぼしき、NXP社の「LPC922F」。その下にあるのは……デバッグ用のUSBコネクタの端子の穴でしょうかねぇ (´・ω・)y-~~~

実はついでに、「RX-5000II」と「IT-300DX」との画質も比較してみたのですが、「IT-300DX」の方が画質はややキレイです。ですので、「IT-300DX」は「RX-5000II」と全く同じ回路がそのまま入っているだけと考えるのはちょっと早計すぎる感じがします。個人的には「IT-300DX」には映像にノイズを与えやすい電解コンデンサがほとんど使われてないことに好感を感じました。価格的にも「RX-5000II」よりは「IT-300DX」の方が安いですし、この両方を比較するなら「IT-300DX」の方が明らかにオススメになります。

そして登場するのは我らが「BLADE-V」ですね。3機種の中ではリモコンと画質調節も付いて、なおかつ高画質設計の当店自慢の逸品です。実は当機を開けるのはこれが初めてなのですが、、、

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    「BLADE-V」を開けたところです。下にある細長い黒い大きなチップはコントローラーですね。これでLEDの表示やリモコンなどを面倒見ているようです。その右上にある小さなチップがNXP社のビデオデコーダー&エンコーダーチップ「SA7121H」です。

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    使っているチップの構成などからしても、「VTX-8000」クラスの機能がそのまま入っているようなものと言っても過言ではないかもしれません。ただ、「IT-300DX」よりは部品点数が多くてぎっしり詰まっている感じですので、その分コストを下げにくいかもしれません。……早速、工場に言っておこうか(爆

ついでですがおなじみ「RX-5000II」を久々に開けてみました。これまでに数回開けましたが、今回の復刻版もあまり大差はないようです。

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    これは基盤の表面です。以前とは部品の配置も使われている部品もほぼ同じです。

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    こちらは裏面です。部品だけでなく基盤のパターンまでもがほぼ同じですね。

メインで使われいてるPICも以前と同じ「PIC16F84」が使われていますし、そして入出力のオンオフに採用されていた小型リレー(映像端子の近くにある小さくて四角い箱)までもがまったく同じです。もちろんこのモデルは非常に評価の高かった機種ですので、このままでも良いわけですが、今となっては前2機種と比べると見劣りしてしまうのもまた事実です。

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というわけで3つを比較してみたのですが、商品として当店がオススメするのはやはり実績もある「BLADE-V」ということになりますが、「IT-300DX」の偏差値の高そう(?)なこぎれいな仕上がりも魅力ではあります。実際画質面でも「RX-5000II」よりはややキレイになっていますし、今後の活躍が期待されます。「RX-5000II」は今となってはやや古い感は否めないものの、以前の同型番の商品と回路や基板などが見事に同じに作られていますので、一部ネットで流通しているスペシャル機能以外の魔改造をやってみたい方にはオススメとなります(^^) 今年(2008年)の年末から来年に掛けては、三者入り乱れての大混戦になるかもしれませんね(^m^

おなじみ最後にお断わりですが、この記事を読んでパーツ数が少ないからと言って、完全自作に手を出したりと言ったことはおやめ下さい。またそういった相談には当店ではいっさい応じられませんのでヨロシクお願いします。m(_ _)m そして冒頭にも触れましたが、いずれの商品も蓋を開けるとその時点で保証が切れますし、故障の原因になりかねませんから絶対におやめ下さい。ヨロシクお願いします。

(文責:アキバガレージ検証室)
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