本成寺(ほんじょうじ)

妙榮山と号する法華宗大本山本能寺の末寺である。一五八二(天正十)の「本能寺の変」後、同寺の再建に尽力した、本能寺中興日逕(にちきょう)聖人によって、一五九七(慶長二)に創建されたのが当寺である。
当初、現在の伏見区上板橋中之町にあったが、その後、一六五三(寛永一三)、篤信者中村隆運が法華経千部読誦の心願成就を機に、伏見町奉行水野石見守忠貞の協力を得て、現在地に移したものである。
本堂には、創建当初の本尊があり、また、地蔵堂には、小野篁作と伝えられる木造地蔵菩薩像一体が安置されている。この地蔵菩薩像は、もと伏見区三栖の薬師寺支配の大亀谷地蔵院にあったが、一六五二(承応元)に隆閑寺学室に、更に一八七〇(明治三)に当寺境内に移されたもので、古来「痰切り地蔵」として地域の信仰を集め、かつては縁日に夜店が出て賑ったとのことである。

京都市が建立した本成寺駒札より

 

本堂・地蔵堂
カピバラさん・ホワイトさんがご訪問・・・お寺で癒され、カピバラさんで癒される

本堂の手前には地蔵堂があります。地蔵堂には小野篁作と伝えられる木造地蔵菩薩像一体が安置されており、古来「痰切り地蔵」として地域の信仰を集めたそうです。
小野篁といえば、遣隋使小野妹子の子孫で、百人一首や古今和歌集にも名を連ねる歌人であると同時に、現世と地獄を行き来し、閻魔大王の裁判を補佐していたという伝説が残る非常に興味深い人物です。

小野篁作と伝えられる木造地蔵菩薩像 妙榮山本成寺ご朱印   カピバラさんお守り

妙榮水

古来伏見の里は清らかな水に恵まれた所で東方の宇治川の清流や指月丘陵(桃山)に源を発する伏流水はいつの世にも人々の暮らしに潤いを与えてきました。伏見の銘酒もこの水によって作られてきました。
本成寺ではこの水を妙榮水として一般の方々に開放しており、毎日多くの方が、おいしい水を汲みに来られます。

本成寺の近くには

本成寺の近くには伏見の銘酒である黄桜や月桂冠、龍馬で有名な寺田屋、明治天皇の御陵である桃山御陵など見所がいろいろあります。

〒612-8319 京都市伏見区石屋町511 法華宗 妙榮山 本成寺
●最寄り駅 近鉄京都線「近鉄丹波橋」または京阪電車「丹波橋」(駅から徒歩約5分)
●本成寺では現在お守りの取り扱いは行っておりませんのでご注意ください。
カピバラさんのお守りセレクトショップACOOPERで取り扱っています。