冷えとり靴下の841 | 月刊ナベ7月号

認知度が高まってきた「冷えとり健康法」。様々な冷えとりライフが生まれています。
「他の人たちはどんな冷えとりライフを送っているのかとっても気になる！」という方も多数。
841ではスタッフnabeにフォーカスを当て、自分らしく冷えとりを取り入れたリアルなライフスタイルを紹介することにしました。
彼女のときめきライフを是非お楽しみください。

【入庫ゾーン】
大きなトラック搬入口があります。
ここへトラックが停留し、工場から出荷された製品がドーンと搬入されます。

次はこのダンボール内の商品ごとに入荷作業です。
前日までに、841事務所より入庫予定の製品をリストアップし連携済です。
【入荷　ホームポジション】（入荷に関する情報が集約された指令センター）で、用意された入荷リストと商品添付用識別シールとバーコードリーダーを手に、検品を含めた入荷製品の照合をします。
必ず2人1組のタッグでの作業。【大人の事情により一部撮影NG】






通常はここまでの作業を入庫した商品全てまとめて行いますが、今日は特別に1商品のみで次の棚入れ（保管）作業に進みます。

【保管ゾーン】



どどーんと商品が並び圧巻です。
もちろん大きな倉庫なので、841以外の他の店舗さんの商品も並んでおります。
余談ですが、セキュリティが一段とUPした本当に限られた人しか入室を許可されていない保管ゾーンもございます。

バーコードリーダーの画面上に保管場所が表示されます。【大人の事情により撮影NG】
表示場所へ移動しBOXを確認、現在庫商品が手前に来るように今回入庫分の商品を後ろや下に入れていきます。
（コンビニやスーパーの棚陳列と同じ先入れ先出し方式です。）

商品と棚BOXにつくバーコードは一つ一つチェックを掛けて行きます。
商品が30個あれば、商品識別シールが30回、棚BOXバーコードの識別が30回なので、ピッ（1回）ピッ（1回）ピー（認識チェック）×30回、スタッフさんがプロフェッショナルなのでピッピッピッピッ、ピッピッピッピッと軽快なリズムを刻みます。
私はこのバーコードリーダーに興味津々。ファミレスとか宅急便やさんや郵便局さんも持ってますよね。

ロープー（プロ）スタッフさんと一緒に記念撮影！【大人の事情により一部撮影NG】



凄く物欲しそうな顔をしてみたのですが、持たせてくれなかったなぁ。

会社で行っている週1開催のピラティス、市の施設を利用した1クール3ヶ月で10回あるベリーダンス教室（その前はボクササイズ）と、行きつけのショップで月1開催のズンバ。
私の人生の中で一番体を動かしているのではないかと思う日々を過ごしておりますが、先日、実家近隣の市で40日間程行っているイベントのプログラムの一つとして、『エアリアルヨガ』体験があり、ビジュアルに惹かれて早速参加してきました。
こういう時のフットワークの軽さは、我ながら本当にミーハーだなぁと思っています。（自覚あり！）

『エアリアルヨガ（Aerial Yoga）』
NY発祥で、元ブロードウェイダンサーのクリストファー・ハリソン氏が「半重力ヨガ（Anti-Gravity Yoga）」として考案。
天井から吊るした大きな布（ティシュー）を使って行います。
宙に浮いた状態で行うため普通ではとりにくいポーズができ、リラックスしながら体幹を鍛えることで凝り固まった筋肉がほぐされる新しいエクササイズです。

レンタルスタジオの一室に入ると6色のカラフルな布（ティシュー）が天井からつり下げられています。
おぉーこれって　シルク・ド・ソレイユ　で似たようなのを見たことあるぞ！！
（※シルクドソレイユのパフォーマーさん達はオリンピアとかチャンピオン等スペシャリストばかりです。）

一緒に受講された方の中には既に経験者さんもいましたが、全く初めての私でも心配ありません。一つ一つの動きや動作を予め先生が布（ティシュー）を使って体現しながらレクチャーしてくれます。
先生は話しながら動きながら逆さまになりながら、時にはNGな動き等も交えながら、呼吸も動作も流れるようにしなやかに動いて見せてくれます。

あっやれそう！

ナゼか全く根拠の無い自信がみなぎる私。
だって、先生の動きが余りにも自然でスムーズだから簡単そうに見えたんだもん！（←だって、もん　発言が可愛く聞こえないお年頃です。）



している動作が大変フォトジェニックなので、スタッフや店長に写真撮影を！と言われ三脚まで持たされたのですが自撮りする余裕は全くない！　（宙に浮いているのでカメラなんて触れない。）
画像は全て先生が撮影してくれました。

布（ティシュー）に体を預けるコツさえつかめれば、関節の可動域や筋肉、筋膜、スジ等がジワジワ拡がっていく感覚がとても気持ちいい。空中に浮かぶ感覚や逆さまになる事に恐怖感がなければ、とても楽しめます。（もちろん無い。）
ちょぉぉー気持ちいい（懐かしい）

翌朝早速841メンバーに報告！　ねぇねぇ、行こうよぉー。体験しようよ！
弥生さんはバレリーナっ子で軟体動物だからとんでもないポーズができるよ！
いずさんは何気に841で一番体幹があるから余裕でしょ！
いっこさんもガチガチなの私！って言ってる肩の可動域が拡がるよ！
ひらさんは常にスポーツしていてアスリートだからいいストレッチになるから！

楽しいことは共有したい。しつこく体験をすすめ、後日貸し切りレッスンを予約しました。
（おかしいな？　ベリーダンスの時は誰1人賛同してくれなかったのに？月刊NABE12月号参照）

と、いうわけで後日貸し切りレッスンを行った様子はこちらの画像をご覧ください。
ひとりだけ追体験の私は、他のスタッフがチャレンジしている様子を眺める余裕がありました。　おほほほほほ！



なかなかこういった珍しい体験に巡り会う事ばかりではございませんが、これも出会いのひとつ。出会うべきタイミングで出会えた体験なのかしら？と思っております。
地域の情報紙や広報・店舗に置いてあるフライヤー等、少しまわりを気に掛けてみると身近でいろいろな催しが行われている事に気付かされます。気付いてなんだか心に引っ掛かる？！そんな時はきっとあなたのタイミング！
大切な出会いのひとつかもしれませんよ。チャレンジしてみてはいかがでしょうか？

今回お世話になったのは…
●ロミロミサロン レイ　（HP・blog・Facebookあります。）

昨年浴衣を誂えた時、どんな柄にしようかとネット検索していた際にこのプロジェクトの存在を知り、ずっと体験したい気持ちを温めていたのですが先日やっと念願叶ってこのワークショップに参加してきました。

【町並みを浴衣で彩る。プロジェクト2016】

今年の夏は自分で染めた浴衣を着るぞ！！

絞りの浴衣で有名な名古屋市緑区有松町にある『絞染色 久野染工場』さんが会場です。
午前中は久野染工場の5代目・久野浩彬さんの解説付きで（もの凄く流暢で本職のガイドさんみたい。）有松の旧東海道の町並みを散策したり、有松・鳴海絞会館で絞りの実演者の方の（職人のおばさま）お話しを伺ったり、お土産物を物色しました。ここで841スタッフへのお土産（染めのハンカチ）もしっかり購入！





お昼ご飯はデリ風のお弁当！お弁当と称していいのか戸惑う程の小洒落感が漂う女子狙いドンズバ（女子はドンズバなんていわない。）なランチをいただきます。



午後からはいよいよメインの雪花絞り体験がスタート！
最初に雪花の柄の大きさや色、浴衣生地を選びます。

私は早々に生地も色も柄も決まりましたが他の体験者さんが悩みまくっていて、その姿が何とも微笑ましい。
“若いっていいな。あんなに可愛いピンクやグリーンの色も似合ってる。そりゃ迷うよ。”
自分の娘でもおかしくないくらいの年齢の女の子が、着物の色や柄を決めかねてはしゃぐ姿は可愛らしい。こっちまでウキウキしてきます。アレ？これって母親気分じゃなくておじさま気分なんじゃないの？？
（自分の中のおっさんが、“若い子に貢ぎたくなる気持ち”を理解しはじめている。）

各々が選択し終えた後は、作務衣に着替えた久野さんがつきっきりでレクチャー開始です。
縦に4つ折りもしくは、6つ折り（この過程は重要？素人には難しく時間も掛かるため既にこの状態）にして予め用意されている1反の浴衣地をひたすら蛇腹になるように三角形の形に折々折々折々折々、約1時間かけて折りたたみ続けます。
1反は約12メートル。長い。一見簡単そうに見える単純作業ですが、こういった下準備段階の具合で出来上がりに差が出てきます。



折り折り作業の間も久野さんの流暢な語りはエンドレス。
絞りに関する伝統を有松の歴史史実を絡めながら解説してくれます。

“伝統とは誰かの思いが継承されていくんですよ。誰かが欲している、望んでいるから続いていくわけで、誰からも求められなかったモノは残念ながら廃れてしまうんですね。”

とか、

“伝統といっても何も工芸品だけではありません。地域のお祭りも伝統ですし、方言も伝統です。伝統と言いますが、他者とのコミュニケーションを円滑に行う事からスタートしているんですよ”

だとか、

“実際に体験したり見たりすることはとても重要です。受け継がれていくワザやコツみたいなものはほとんどが目で見て盗んだり、口承で伝わっていきます。言うは易く行うは難しといいますが、聞くは易し行うは難しでもありますね。”

などなど。
一緒に体験していた方が「先生みた～い。」と言うと、実際に大学で講演する事もあるとのこと。どうりで職人さんにしては話し慣れているし、営業職にしてはウイットに富む話し方だと思った。

次は折りたたんだ布地にテンション（圧）をかけます。
この作業は久野さんがしているところを補助する形で行いました。ちょっとでも油断するとポロっと倒れたり、はじけ飛んでしまうので否応なしに慎重になります。

横から
「はじけないように気を付けてくださいね。」と注意を促されるのですが、どうしても
『そ、それは、今ボロってはじけ飛んだらおもしろいから、はじけさせろっていうお約束なのか？その前フリなのか？』
と、勝手に思ってしまい余計に手に力が入ります。はじけさせたくないのにはじけさせなきゃ！期待に応えなきゃ！

こんにちは、スタッフいずです(*^_^*)。
今月号はnabeがいつもに増してパワフルにあちらこちらへと出向き、ボリュームアップした内容でお届けさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか。
気になる浴衣の仕上がりは来月号でお届けする予定です。どうぞお楽しみに！

＊皆様からのご意見・ご感想・ご質問受付中＊
メール：nabe@841t.com
次号⇒2016年8月2日（火）午前10時頃発行予定です。