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牛革の種類と説明

カーフ

カーフとは生後6ヶ月以内の仔牛の革のこと。人間の肌が大人より子供の方がキメ細かいのと同じで、カーフは成牛革に比べ非常にキメが滑らかで美しく、キズも少ないです。また牛革全般の特性として組織が密で体の部位による差が少ないという点からも皮革の最高素材とされています。ただし、実際には生後2年以内の中牛の革であるキップも含めてカーフと呼ばれることが少なくありません。

ベビーカーフ

高級といわれるカーフの中でもごく少量の最高級レザー 高級革カーフの中でもさらにしっとりと柔らかく、通常のカーフは1枚120デシ(革の面積の単位で1デシ=10平方cm)程度なのに対し、70デシ程度しかないので流通量も少ない希少な素材です。ゆえに高級ブランドで多く使用されています。

ボックスカーフ

カール・フロイデンベルクの固有名詞が一般名詞として定着 ボックスカーフとは、生後3〜6ヶ月の仔牛の革にクロームなどを施した革の一種です。なめし液の中に浸ける時間が約2時間と短いので硬さが残る反面、適度なハリがあって、特殊なコーディングを施してあるのでキズも付きにくいです。もともとはドイツのタンナー、カールフロイデンベルク社製のカーフを指していましたが、次第に他社でも手掛けるようになり、同様の品質を持つカーフの一般名称としてこの名が用いられるようになりました。

アニリンカーフ

厚化粧しないでも素肌がキレイなら勝負できる アニリンカーフとは、アニリン仕上げが施されたカーフのことです。この仕上げは皮が革になるための加工の最終段階でアニリン染料を使う仕上げを指します。原皮の銀面の模様を効果的に浮き出させ、透明に仕上げされるので、原皮そのもののよし悪しがストレートに出るのが特徴です。ゆえに必然的にキズの少ない、キメの細かい革にしか使われず、中でももっと映えるのがカーフということになります。アニリンカーフの身上は革そのものの上質さと深い発色なのです。

コノリーレザー

英国王室御用達のタンナーが秘伝のなめし法で加工 創業1878年、英国王室御用達の名門タンナーコノリー社が最高級カーフを秘伝のなめし法で加工したものがこのコノリーレザーです。表面に自然なシボがあり、耐久性と耐水性に富んでいるのが特徴。高級車のシートや内装皮革に使われているのは有名ですが、一部家具、時計ベルト、小物に使用されているのみで極めて希少な皮革として珍重されています。

ミネルバリスシオ

本格的バケッタ製法による希少な極上スムースレザー 古来、イタリアで行われていたバケッタ製法を約45年前に復活させた、イタリア・バダラッシ社の主力製品です。ベジタンでなめした牛革のショルダー革にムラ染めを施したもので、顔料を乗せられていないので多少の傷なら指で擦るなどして消すことができます。経年変化により驚くほど光沢と風合いが増すなどの特徴があります。

ヴェネチアレザー

伸縮性と発色性に高い実力を発揮する門外不出の高級素材 ベルルッティのみが独占的に使用を許された門外不出の逸品で、その入手ルートや製革工程は極秘事項です。したがって詳細は不明ですが、靴素材としてほどよい柔らかさを保ちつつも容易に型崩れしない性質を併せ持っています。

コードバン風カーフ

コードバンが欲しいけど・・・という人にはありがたい ほぼクロームでなめしたカーフの銀層を少し削り落として着色し、手作業でコードバンに見えるような仕上げを施したものです。素材の質感を失わずに光沢を出しています。

スクラッチプルーフカーフ

素材の風合いを生かしつつも傷がつきにくい加工 スクラッチプルーフ=傷が付かないという意味です。カーフをクロームなめしして、染色時に特殊な液状の薬品を一緒に浸透させることにより、革のもともとの風合いを生かしつつ、引っかき傷防止加工を施している革のことです。表面はマット調でサラリとした手触りであり、よく見るととても細かいシボがあります。

スクラッチプルーフカーフ

素材の風合いを生かしつつも傷がつきにくい加工 スクラッチプルーフ=傷が付かないという意味です。カーフをクロームなめしして、染色時に特殊な液状の薬品を一緒に浸透させることにより、革のもともとの風合いを生かしつつ、引っかき傷防止加工を施している革のことです。表面はマット調でサラリとした手触りであり、よく見るととても細かいシボがあります。

ベネチアンレザー

手染めの深みが美しいベネチア生まれのレザー ベネチアにほど近いサンタクローチェというところで開発されたレザーです。この地で原皮の生産から、なめし、染色まで行われることからこう名付けられています。カーフをベジタブルタンニンでなめし、水染めという技法で職人の手で染めることによって深みのある美しいムラ感を表現しているのが特徴です。

キップ

カーフと少し違う特徴を持つが区別されないことが多い 雄雌関係なく生後半年〜2年くらいの牛の皮をなめしたものです。カーフと比較するとやや肉厚で、強度も増しますが、キメの細かさではやや劣ります。ちなみに、カーフとは生後6ヶ月以内の仔牛の革で、牛革の中でもトップクラスの素材なのですが、キップもカーフに含まれてしまうことも多くあります。

ベジタンレザー

昔ながらの手間のかかる製法で完成する堅牢で味わい深い素材 ベジタブルタンニンなめしレザーを略してこう呼びます。植物(ベジタブル)の樹皮や葉などから抽出した渋(タンニン)でなめした革の総称です。古くから行われてきたなめし法で、タンニンの皮への浸透が遅いため、時間が掛かりますが、型崩れしにくくなります。

サドルレザー

もともと馬具をつくる革のことで、現在は肉厚で堅牢な牛革の総称 用途によって呼び名が付けられた革で、これはもともと馬の鞍などの馬具をつくるための牛革のことを指します。現在ではタンニンなめしをした肉厚で堅牢な牛革にオイルや蝋などを塗りこんだものの総称となっています。

ベルティングレザー

元・工業用の丈夫さとニュアンスある質感が両立 かつて工業用機械や発電機の動力伝達用のベルト部分に使われていた革の総称です。成牛の皮をタンニンなめししたものだったようです。とにかく丈夫で、フラットな光沢があり、表面の細かいシワ、ムラが味わい深い特徴を持っています。使い込むと皮に含まれた油分が浮き出して色が濃くなり、違った印象になるという味出し革です。

オークバーク

機能性の高さが魅力のタンニンなめし最高峰 生後1〜2年の成牛の皮を樫(オーク)の木のチップと何層にも重ねて1年かけてなめした高級品です。繊維が緻密でしなやかな皮になります。染色せずとも濃いブラウンになるのも特徴のひとつ。やわらかくて足によくなじみ、吸水性も抜群。粘り強くて耐久性もあるのでまさに靴底や中敷をつくるのにうってつけの素材です。

ブライドルレザー

英国生まれの伝統レザー 日本で人気急上昇中 ブライドルとは馬の頭部に装着するクツワや手綱などを指します。つまりブライドルレザーはこれらの馬具用の素材として馬術の盛んな英国で開発された伝統的な皮革なのです。基本的にステアハイドなどの成牛をベジタン(植物性溶剤)でなめした後、革の繊維内にワックス(蜜蝋)や牛脂などを擦り込む、またはスプレーするなどすることで、堅牢性や防水性を高めてあります。こうしたワックスなどが長時間放置しておくうちに革の表面に浮き出てくる(ポリッシングで容易に除去できます)のも特徴です。ただ例外的にこうしたワックス塗布がなされていないタイプも一部存在します。

ヴィンテージ・ブライドルレザー

アンティーク加工でエイジング不要のブライドルレザー 英国の伝統的皮革素材で、英ホワイトハウスコックスが一部のシリーズに採用しています。通常のブライドルレザーの約何倍の時間を費やしてオークバークタンニンでなめし、そこに獣脂(ロウ)を擦り込ませ、仕上げにアンティーク加工 を施してあります。

バケッタ製法レザー

イタリアの味あり系レザーとして人気のタイプ この数年、日本でもしばしば耳にするようになった革で、通称はバケッタレザーです。ただし、バケッタは製革法を指すため、ここではバケッタ製法レザーと記しています。また、その詳しい製革内容は不明。おそらくはベジタンなめしによるイタリアンオイルドレザーの一種と規定できます。バリエーションも様々あり、たとえばシボ感のある風合いの柔らかいもの、裏革に蝋引きを施したもの、色むらによってアンティークなテイストを表したものなどが靴や鞄などの素材とし て流通しています。

ブッテーロ

手触りの良さ&透明感のあり染色が特徴のワルピエ社の革 イタリアのタンナー、ワルピエ社が生産する高級皮革です。成牛のショルダーレザー(“トラ”と呼ばれる首まわりのシワが多く見られる部位)をタンニンでなめし、染料仕上げを施したもので、薄化粧ゆえ透明感があります。また、使い込むにつれて光沢が増すという特長も併せ持っています。

アンティークレザー

いまでは茶系のレザーではすっかり主流派 正しくはアンティーク風レザーと言うべきでしょうか。染色や加工でヴィンテージレザーのごとき風合いを表した革を指します。最も多いのは色むらを付けた革で、これには染色段階でムラ出しする方法と、仕上げのクリーム塗布時にあえ て色ムラを付ける方法があります。この他に、シュリンク加工やエンボス加工で“古さ”を表現したものの、銀面に軽いブラッシュド加工を施して一部の銀層を剥離させたものなども広義的にはこのカテゴリーに入るでしょう。

ガボン

バケッタ製法×ワックス引きの堅牢&希少な上質レザー ガボンはイタリア古来のバケッタ製法を最初に復活させたことで知られるタンナー、伊バダラッシ社の製品のひとつです。ミネルバボックス(バケッタ製法によるシボ入りの牛革)に独自のワックスを擦り込むことで、堅牢感がより高められた希少性の高い革です。

オイルドレザー

素材の風合い。雨にも傷にも強いタフな素材 いずれの革も、なめし後にオイル入れ(加脂)されるのは普通ですが、オイルドレザーの場合、これに回転式ドラムなどを使ってサイドオイルドアップされます。オイルドヌメ(牛のヌメ革にオイルド加工を施した革)はオイルドレザーの代表格で、素朴な風合いとしっとりとした手触りが特徴となります。また、「雨に強い」「傷が入っても指などで擦ることで大概は消すことが出来る」「使うほどにオイルが繊維に深く染み込んで風合いと光沢が増す」などの特色もあげられます。

グローブレザー

野球のグローブ革をルーツにする堅牢で、かつ柔軟性に富むレザー オイルドレザーの一種で、カウハイドに十分オイルを染み込ませたものです。しなやかな風合いが魅力ですが、堅牢性が高く、コシが強い。また、傷がついても手で擦るだけでほとんど消えてしまうというメリットがあります。グローブレザーはその名の通り、野球のグローブに使われる素材ですが、アメリカの名門コーチがこれに独自の加工を施し、グラブタンレザーと銘打って鞄素材に利用したものが発祥と考えられますが、現在では一般的な素材として広く普及して います。

クリプトンレザー

ツートン・フィニッシュでヴィンテージ風に見せています スペインの靴メーカー、カンベールのために開発された新素材で、1998年よりカンベールのみで使用されています。柔らかで、耐久性に優れており、サッカー用ブーツにも使用されるなど堅牢性も兼ね備えています。独特のツートン・フィニッシュにより、アンティークのような風合いを表しているのも特長です。

無染色ヌメ牛革

使うほどに色が濃く変わり風合いが増す“お楽しみレザー” ヌメ革とは、植物タンニン。またはこれに合成タンニンを混ぜた溶液でなめした牛革で、染色や塗料仕上げをしていない状態のものを指します。肉厚で日焼けなどで肌色から次第に濃く変色するなどの特長を持っています。しかし、これに染色しやものもヌメ革ち呼ぶことも多々あるため、この頃ではあえて無染色ヌメ牛革と表記しています。

カウハイド

さまざまなアイテムに幅広く利用されている牝の成牛革 生後2年以上で、出産経験のある牝牛の革で、靴や鞄、小物など様々アイテムの素材として多用されています。厚みやキメはキップ(生後6ヶ月以上2年以内の中牛革)とステア(生後3〜6ヶ月に去勢した、生後2年以上の牝の革)の中間です。ちなみに出産経験のない牛の革はカルビンといい、カウより上質とされます。

ステアハイド

丈夫で使い勝手がよく、流通量の多いポピュラーな存在 生後3〜6ヶ月に去勢され、2年以上経った牝の成牛の革です。厚手で耐久性に優れているのが特徴ですが、去勢しているためプルハイド(去勢していない成牛革)と比べると成牛革にしてはキメが細かい。丈夫で使い勝手がよいため、様々革製品の素材として幅広く利用されていて、生産量、流通量も多く、最もポピュラーな牛革のひとつともいえます。

ベリー

牛の腹部の皮は肌が薄く、柔らかで、伸縮性が高い 流通管理上の革の部分の名称で、牛の腹の部分を指します。他の部分に比べて薄く、柔らかですが、キメは粗く、繊維が伸び易いのが特徴。肌触りはソフトで、鞄などの素材として多用されています。比較的リーズナブルな製品に採用されることが多いです。

ショルダー

靴の中底や羽根部分などにも採用されている牛の方部分 肉厚で丈夫という特性を持つ、牛の方の部分の革の名称です。成牛革のショルダーはその特性を生かし、靴のインソールに使われることが多いです、また、2〜3歳以下の若い牛のショルダーは靴の羽根革などにも用いられます。

エンボスレザー

さまざまな模様や図式があり、多彩な表情が楽しめる 銀面にさまざまな模様や図柄などの方を押したもので、エンボッシングレザー、型押しレザーとも呼ばれます。模様などを型押しすることで、独特の表情が生まれ、スムースレザーにくらべて傷や汚れが目立ちにくい、雨にも強いなどのメリットがあります。クロコ調、オーストリッチ調、リザード調などもあり、バリエーションは多彩です。

クインレザー

細かい粒状のエンボス加工重厚な雰囲気を醸し出す 本来、グレインレザーとは銀面を持つ革を指すのですが、一般的にはスコッチグレインレザーの略として、こう呼ばれることが多い。これは銀面に細かい粒状のシボが型押しされた革で、その名の通り発祥地は英国です(カントリーカーフと呼ばれるタイプも含む)。丈夫で汚れや雨に強いため、田舎歩き用の靴に多用されたといわれている。

シュリンクレザー

銀面に施されたシワによる枯れ木のごとき渋さは魅力 銀面に細かいシワ加工が入った革で、揉み革、ボーデッドレザーともいう。エンボス加工でそれらしく見せたものもあるが、多くはその名の通り、銀面をシュリンク(収縮)させてシワを出しています。古典的な手もみはさすがに稀で、空打ち(ドラム内に革を入れ、一定時間回転させること。空太鼓ともいう)も含んで手もみと呼ぶことも多い。もっとも、現在ではドラム回しの際に薬品や熱を加え、短時間にシュリンクさせる方法が一般的です。

ヌバック

高級な靴などに用いられる滑らかに銀面起毛された革 ステアなどの表革を滑らかに起毛させた素材。バックとは鹿の意味で、繊細でソフトな風合いを特徴とするバックスキン(牡鹿の銀面を起毛した、希少な高級皮革)のように仕上げることから、こう呼ばれます。しなやかで高級感があるため、高級ドレスシューズやパーティ用バッグなどに用いられることが多い。表革を起毛するヌバックに対し、裏革を起毛したものをスエード、同じく裏起毛で毛足の長いものはベロアと呼びます。

ベロア

裏革を毛足を長く起毛させた素材で、ラフなテイストが魅力 ニバックが表革を起毛した素材であるのに対し、ベロアはカウなど肉厚の成牛革の裏革を起毛したもの。同じく裏革を起毛した牛スエードより、毛足の長いものを指します。ラフなh登場は特徴で、比較的リーズナブルでカジュアルな雰囲気の靴や鞄、ベルトなどの製品に利用されることが多い。なお、銀面を裏面にしたベロアは「銀付きベロア」、銀面をすき取り、床層のみにした革(床革)の裏面を起毛させたものは「床ベロア」と呼ばれます。

牛スエード

毛足が長くてキメ細かくビロードのように滑らかな感触 クロームなめしをほどこした牛革の裏面を目の細かいサンドペーパーなどで擦って起毛させたものです。おもにカーフやキップなどの高級革が用いられ、カーフならカーフスエード、キップならキップスエードと呼びます、ビロードのような柔らかな仕上がりが特徴で、毛足が短く、キメこまやかでソフトな感触のものほど良質とされます。一般にイギリス産の牛スエードは発色に優れ、毛抜けや退色が少ないなど特に良質で、一流メーカーなどに採用されることが多い。

牛ナッパレザー

もちもちとした質感の柔らかく仕上げた牛革 ナッパとはもともと手袋や医療に用いられる羊や山羊の銀付き革を指し、柔らかいものが特徴です。転じて、最近ではクロームなめしをした牛革から作られた柔らかい革もナッパと呼ばれることが多くなりました。したがって、ナッパとは、柔らかい革の総称としてとらえておくのがよいと思います。表面のもちもちとした質感が特徴です。

ガラスレザー

コーティングのおかげで手入れも簡単な庶民派レザー 成牛皮をクロームなめしし、その後にタンニンで調整して表面を整えます。次にガラス板に張り付けて乾燥させ、平たく滑らかになった銀面を削り、塗料と合成樹脂で表皮膜をつくります。以上がガラスレザーのつくりかたです。光沢があり、堅牢で手入れが簡単なことから学生靴や鞄によく用いられます。

エナメルレザー

日本人には使い方が少し難しいピカピカの表面光沢 光沢のよく出るウレタンなどの樹脂塗料を表面にコートして仕上げた革のことです。パテントレザーとも言われます。クロームなめしのカーフ、キップ、馬革などがよく用いられます。ヒビ割れしやすく、割れたら元に戻らないので注意深いケアが必要です。日本では主にレディスものの靴やバッグ、ベルトなどに使われ、メンズのアイテムはさほど多くはありませんが、イタリアやイギリスではオフの日にエナメルの靴を履きこなすのが粋だとされています。

ソフトガラスレザー

抑えた光沢の中のソフトな素材感が好印象な加工レザー つくり方はほぼガラスレザーと同じですが、銀面を残して、その分コーティングを薄くし、しなやかに仕上げています。素材感を残しつつ控えめな光沢があり、別名半ガラス仕上げと呼ばれるのもうなずけます。仏コエティル社のトラベールカーフにはこのカテゴリーの中でも代表的な存在であり、人気が高い。

ウレタン仕上げヌメ革

プレーンな表情ですがキズや擦れに強い耐性を持つ ヌメ革とは成牛皮を柔らかくタンニンなめししたもののことですが、そこにスプレーでウレタンの樹脂を吹き付けて、キズや擦れに対して表面を強くしたのがこれです。マット調でオイルドのような手触りなのですが、オイルドのような色ムラがなく、プレーンな表情です。使い込むと風合いが増し、味が出てきます。

インディゴ染めレザー

類を見ない表情を与えている手絞りシュリンク ヨーロッパの天然ハーブでなめされた牛革をインディゴで染めたものです。深みのある艶やかな色合いと、温もりのあ るナチュラルな風合いがポイントです。 さらには、熟練職人の手絞りにより、不思議なシュリンクが入っています。ハーブなめしの影響か、独特の香りが残っ ているのがおもしろいところです。

ウォッシュドレザー

さまざまな洗いをかけることで同じ革でもまったく違う表情に ウォッシュドとは、“洗った”という意味です。回転ドラムに革と水と軽石を入れて革の脂分を適度に落としたりランダムなアタリを出したりするストーンウォッシュが代表的です。また、絞る過程のシワを残したりすることにより、様々な表情や質感をつくりだすことが出来ます。ウォッシュ加工は実用ばかりではない“ファッションアイテムとしての革”を語る上でははずせない技法のひとつです。多くの革は牛革ですが、その他の革にも施されます。

プルアップレザー

引っ張る色が明るくなり印象の変わるシャレ者プルアップレザーとは、オイルドレザーの一種です。通常のオイルドレザーに比べて革の繊維内により多くのオイル分を含ませてあり、そのため革の裏側から指先で革を押してみると、その部分のオイルが繊維内を移動して表面の色が明るく変化するという特質をもっています。ワークブーツなどに採用されることが多いです。

叩き加工レザー

叩いて凹凸を出すことでユニークな表情をつくりだす革をハンマーで叩くことによって凹みをつけ、その後で染めることにより、叩いた跡が周囲と微妙に異なる色に仕上がります。一見すると単なる染色ムラのようですが、横から光を当てたり、触ってみると凹みがわかるというワザありのレザーです。

プリントレザー

ファッション・マテリアルとして革を見ればなんでもアリ? 革にはナイロンやコットンなどの繊維ものにはない機能的特性や質感の魅力があります。しかし、だからといって、革そのままの表情のもばかりではつまらないですよね。というわけで、現在では革にも様々なプリントやペイントが施され、ファッション・マテリアルとしての魅力や用途がさらに広がっています。

クラッキングレザー

ヒビ割れもスリ切れも味のうち、それを新品から楽しめる 革は経年変化も味のうちですが、なかでもヒビ割れ(クラック)加工をほどこしたクラッキングレザー(クラックレザー、クラックドレザーとも呼ばれます)がここ数年人気です。基本的には革の上に顔料を厚く塗り、伸ばす、もむ、引っかくなどして表面にヒビ割れ模様を入れたものです。多くの革は牛革ですが、他の革にも散見します。

パンチングレザー

機能性というよりは見た目のユニークさで使われます パンチングレザーとは、全面にパンチ穴を開けて模様とした革のことです。穴の大小、形、配列などは多様ですが、革が厚いとキレイに開けにくいので、主に薄い革でつくられます。レザーメッシュの代用として開発されたという経緯がありますが、現在ではパターンの開発も進み、ユニークな素材として様々なアイテムに使われています。

フッ素加工防水レザー

大敵である水から革を守るおなじみの加工技術 フッ素加工は対象物の表面にフッ素をコーディングすることで水や汚れから対象物を守る加工です。焦げ付かないフライパンも革の防水も、基本的には同じ理屈です。革のフッ素加工は日本の得意技術ですが、この加工を施すと残念ながら革本来の風合いはやや損なわれてしまう。とはいえ、雨天時には重宝する素材です。

カルボニオ

フィルムでガードされたキズ・汚れに強い最先端皮革 0.1mm以下という薄さのフィルムにカーボンパターン(模様)を刻み、それを牛革に貼りつけたものがカルボニオレザーです、もともとは車のステアリングやシフトノブに使われていた最先端皮革です。一見したところでは型押し革のように見えますが、裸の革よりも圧倒的にキズにも汚れにも強いのがこの革の最大の特徴です。

バッファローレザー

バッファローと呼ばれてもバッファローではないその正体は・・・? レザー業界でバッファローといえば水牛を指します(アメリカにいる野生のバッファローはワシントン条約で取り引き制限があります)。そのバッファローの革は多くはパキスタンやバングラディッシュなどの南アジアから輸入されていて、一般の牛革よりもソフトで表面に独特のシボがあるのが特徴です。いっぽう、牛革を加工してバッファロー革に見た目、性質とも似せたものもあります。これは革を柔らかくするために洗濯機のような機械で24時間にわたし撹拌し、表面にバッファロー革を模した型押しをするものです。