不思議の国のアリス

不思議の世界へようこそ。アリスアクセサリー

約150年前から愛される名作「不思議のアリス」モチーフのアクセサリーをアリスの小話と一緒にご紹介!

アリスには黒髪おかっぱのモデルがいた…!?

「不思議の国のアリス」は作者のルイス・キャロルが約150年前に発行した児童小説です。もともとは知り合いの女の子「アリス・リデル」へ語った作り話がベースとなっており、話の続きをせがまれたキャロルが彼女のためにしたためたものが「地下の国アリス」です。このモデルとなったアリス・リデルは黒髪おかっぱの可愛らしい女の子でした。

黄金の昼下がりに全てが始まった

不思議の国のアリス

一番最初にアリスへお話を聞かせたのはキャロルの友人とアリスの姉妹とみんなでボートでの川登りへ行ったときのこと。キャロルは不思議の国のアリスの冒頭でその時のことを「All in the golden afternoon…」(黄金の昼下がり)と記しており、その時の思い出がキラキラと輝いて思い出されたことが伺えます。物語のはじまりにふさわしい幻想的な風景が思い浮かびますね。

いつの間にか、金髪少女に!?

「地下の国アリス」が知人達の間で評判をよび、加筆修正を加えて正式に発表されたものが「不思議の国のアリス」です。正式な出版にあたり、キャロルはプロのイラストレーターに挿絵を依頼。それが今もアリスの図柄として最も有名な「ジョン・テニエル」による挿絵です。
キャロルは児童書における挿絵の重要性を感じていた為、幾度もの打ち合わせを経て挿絵を制作してもらったそうです。その打ち合わせの際に、金髪のおでこを出したアリスのヘアスタイルが確立されたと言われています。

不思議の国のアリス

どっちがどっち!? 二匹のうさぎ

不思議の国のアリス

アリスのストーリーには2匹のうさぎが登場します。1匹目はアリスが不思議の国へ迷い込むきっかけとなった「白うさぎ」2匹目が「狂ったお茶会」に登場する「三月うさぎ」です。ところで3月うさぎは何故、3月うさぎというのか…それは英語の「Mad as a March hare」(三月のうさぎのように狂っている)という言葉から。繁殖期を迎えた三月のうさぎはソワソワ慌ただしい…そのような言い回しがあったんですね。

何でもない日おめでとう!!

不思議の国のアリス

三月うさぎの登場シーンといえば「狂ったお茶会」ですね。三月うさぎの庭で毎日開催される「お誕生日じゃない日」を祝うガーデンパーティなのですが「年に1回しかない誕生日」だけど1年364日は「お誕生日じゃない日ということでお茶を乾杯、お祝いしよう!!」という何ともヘンテコな様子が描かれます。
でもこれ、物凄くポジティブに捉えると溢れるポジティブマインドに感心してしまいます。だって特別な日じゃなくても、ただの毎日さえもHappy!!ってことですから。

マッドハッターにはリアル変人なモデルがいた!?

不思議の国のアリス

「お誕生日じゃない日おめでとう!」の狂ったお茶会に出席するもう1人のキーパーソン、マッドハッター(狂った帽子屋)。原作では彼がハートの女王の前で歌を披露したところ、「退屈すぎて時間の無駄、この時間殺し!」とのキツイお言葉を受けて以来、彼の時間がお茶の時間で止まってしまったのです。また、三月うさぎのように「mad as a hatter」(帽子屋のように気が狂っている)という慣用句から生まれたキャラクター。当時は帽子製作の過程で水銀を使う必要があり、中毒によりおかしくなってしまう帽子屋さんが本当に続出していたのだとか…。

さてこのマッドハッター、ルイスキャロルが執筆の際にモデルにしたのではないかと言われている人物がいます。それが家具業者のセオフィラス・カーター。一度は私たちもマンガ等で目にしたことがあるかもしれない奇想天外な目覚まし装置を実際に発明した人物なのです!その装置とは目覚まし時間になると寝ている人物を空中に放り出して床に落とすという過激なシロモノ…。
後からこじつけた感もありますが、アリスの研究者達の中でも、彼がモデル説はとても有名なようです。

もはや定番!アリスの水色

ところでハロウィーンの期間中、ディズニーランドに仮装して入場することが出来るのを知っていますか?普段は禁止されているのですがこの期間だけ解禁されるのです。園内には約半数の仮装したお客さんで溢れます。
毎年行われているこの仮装期間、もっとも多い仮装が「アリス」なんですよ。現在最もアリスのイメージとして定着している「水色のワンピースに白いエプロン」これさえ着ていればアリスだとわかってしまうくらいの認知度の高さとその手軽さで毎年アリスの仮装は大人気。もはや定番となった「アリス=水色」の世界観からデザインしたこんなピアスはいかが?

ありきたりな世界から抜けだそう!

アリスの物語が生まれる前、それまでは子供向けの読み物は道徳心や教えを伝えるものばかりで純粋にただ楽しい・面白い物語はなかったそうです。ルイス・キャロルは心から子供が楽しむためにアリスの物語を執筆しました。これまでの常識を破り、ヒットを生み出したのです。
物語のアリスも不思議な世界に迷い込みながらも勇敢に自分を出し、間違っていると思うことには意見し戦います。
そんなアリスやキャロルの「自分を貫く意志」をちょっと個性的なアリスアクセから感じ取ってくれたらうれしいです。

不思議の国のアリス

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